2013年 04月 25日
【雑記】アクシィの軌道 フルメタル・ガーディアンズ |
こんにちは、アクシィです
いま、わがチームR-typeのマスターは
チームサイトの立ち上げを行ってまして
もうすこしで形になるかな
そこで、当ブログにもリンクを貼っていただいたのですが
“たまにPSO2には関係ないコアなネタもある”
とありました
ならば、たまには雑記をアップしなければなるまいて
しかし、見た目は変態、頭脳は大人ってなんじゃよう・・・
なので、今日はミリタリーの雑記です
興味ある方はつきあってね
日本を、守る、自衛隊
陸の王者といえば、戦車ですが
我が国を守る戦車は、アメリカ製?の輸入?
確かに、空を守るF-15Jはメイドインアメリカですが
陸を守る戦車は違います
純然たる、日本製品です!
74式戦車
1974年に制式化した、陸自の戦車です
現在までに約900両が生産され
数の上では、今でも日本の主力戦車です
陸自の人だと
一番なじみの深いマシンのひとつではないでしょうか
この戦車、日本の地形にあわせた色々な工夫がされています
そのひとつが、独特なサスペンション
車体を前後6度、左右9度、上下0.2m可動させることができるのです
これは、主砲が狙いやすくなるだけではなく
起伏の激しい日本の地形に沿った仕様だといえます
主砲は、英国産の105mmライフル砲
ライフル?なんで?大砲なのに?
その話はまたの機会に
車体上部に12.7mm重機関銃ブローニングM2
主砲と同軸に、7.62mm機関銃を装備
射撃統制装置にはレーザー測遠器と連動したアナログ式弾道計算機
などの当時の最新技術が注ぎ込まれ、
当時としては非常に高い命中精度を誇ったのです。
特に今では当たり前のように使われているレーザー測遠器
も世界で初めて搭載した戦車になります。
エンジンは三菱製720馬力2サイクルV型10気筒
空冷ターボディーゼルを搭載。
当時としては、世界最高峰の第二世代型戦車になりますが
その後まもなく、世界中で強力な戦車が登場し
たとえば、アメリカのM1A1エイブラムズ、ドイツのレオパルド2
フランスのルクレールなど
第三世代の戦車の時代になっていき
74式は、だんだんと時代遅れになっていくのです
でも、各地の駐屯地や基地解放祭のときには
一番目にするのが、この74式戦車でしょう
そして登場するのが、ガチムチの日本男児、90式戦車です
この戦車は、上陸侵攻してくる旧ソビエト連合の
T-84をはじめとする第三世代の主力戦車との戦いにそなえて
つくられました
日本の十八番、おしげもなくハイテクな装備がされ
当時の第三世代の戦車では
間違いなく、三本の指にはいる傑作でしょう(異論は認める)
主に、北海道の北部方面隊に配備されています
千歳にある陸自第七師団などが有名ですね
74式のサスペンションを改造したうえで装備し
主砲は、ラインメタル社の44口径120mm滑空砲
APFSDS(120 mm TKG JM33装弾筒付翼安定徹甲弾)と
HEAT-MP(120 mm TKG JM12A1対戦車榴弾)を使用し
その威力は500mmの装甲板を破壊するほどです
防御力は、セラミック複合装甲を使用しており
35mm対戦車砲の直撃にも十分耐えうる頑強さ、
そのハイテクな機器による高精度な射撃性能は
米軍の関係者をして、恐ろしい戦車だと言わしめるほどで
たそえば、70kmの高速で走りながら遠くの標的をピンポイントで
ぶちぬくとか…
エンジンは三菱製1500馬力2サイクルV型10気筒水冷ディーゼル
を採用しており、このエンジンは74式戦車に搭載されているエンジンと
同程度の排気量ながら倍近い出力を持ち、
最高速度は73km。低速域ではスーパーチャージャー、
高速域では排気圧を利用したターボチャージャーによる過給により
高次元の加速性能を得ています。
加速が良いだけでなくブレーキ性能も驚異的ですが…、
あまりにも、ブレーキが効きすぎるので
上部ハッチから身体を出している車長が
「ぐあっ!!いてえええ!!急に止まるな!」
といった具合に、別名“×人ブレーキ”とよばれていたほどです
国産兵器は89式小銃のように、お高いイメージがつきまといますが
90式は一両8億円、ルクレールが9億円、チャレンジャーが11億円
なので、そんなにタカビーな戦車ではないです
まあ、90式、かっこいいし強いけど、弱点もあります
まず。そのあまりにもガチムチな車体のせいで
輸送に専用列車が必要だったり、橋を渡れないということ
また…笑える話なんですけど(陸自のみなさんごめんなさい)
駐屯地から演習場へ向かうのに、公道を走るため
戦車といえど、道路交通法の適応がされる…つまり
ウィンカーがついている、ということ
あと、C4Iシステムというのですが
90年当時では最先端だったのに対し
現状では、各国がより高度なシステムを導入し
90式では、これ以上の高度化が難しいことなどがあげられています
そして、現在、優美なやまとなでしこ、10式戦車(TK-X)が登場します
2010年に制式化された、最新の主力戦車です
90式が広大な、北海道向けの戦車だったの対し
本州などを軽快に走り回れる、小柄な40tクラスの、74式にかわる
戦車として設計されました
分類的には、第四世代の戦車とされています
主砲は、日本製鋼所(あら素敵、地元に製作所が!)製、44口径120mm滑腔砲
IT時代の高度な戦闘システムを配し、かつ軽量、低コスト
それでいて、防御、攻撃双方で強力な戦車、とのコンセプトをもち
確かに、一両7億円は、かなりの低コストだといえます
新生代の複合装甲は、ゲリラ好みの、RPG-7が砲塔側面に当たっても
無傷でいられる強度らしい…です
水冷4サイクルV型8気筒ディーゼル機関をはじめとする
機関部も、90式よりも、低燃費化、小型化され
より、コンパクトにまとまっています
また、アクティブサスペンションによって、砲撃時の反動も
非常に小さく、そのおかげで小型軽量化が可能になりました
この戦車の特徴は“軽い”ということ
全備重量44tというのは、他の国の主力戦車よりも
10t以上軽いということで、アメリカのM1A1SEPとくらべると
25tも軽いのです、それによって、狭い日本国内でも
73式特大型セミトレーラーや、果ては民間のトレーラーで
けん引輸送が可能になりました
こういった、戦略的な機動力の大幅アップは
非常に重要な意味を持ちます
現在も、各地の部隊に配置が進んでおり
我が国の国土を守る、重要な役割を果たすことでしょう
しかし、世界各国も、戦車の開発にはしのぎを削っており
アメリカでは、エイブラムズを超えるM1A3計画
そして、中国人民軍の99式戦車など
戦車、まあ、かっこいいですよね!
それも、我が国の戦車は、輸入の外国製ではなく
国産であるということ
でも、世界もまけずと新しい戦車をつくっています
まあ、最後に言いたいことは、
10式戦車が、日本国土を戦場として
走り回ることがないことを、祈るだけです
では、今日はこのへんで!!
いま、わがチームR-typeのマスターは
チームサイトの立ち上げを行ってまして
もうすこしで形になるかな
そこで、当ブログにもリンクを貼っていただいたのですが
“たまにPSO2には関係ないコアなネタもある”
とありました
ならば、たまには雑記をアップしなければなるまいて
しかし、見た目は変態、頭脳は大人ってなんじゃよう・・・
なので、今日はミリタリーの雑記です
興味ある方はつきあってね
日本を、守る、自衛隊
陸の王者といえば、戦車ですが
我が国を守る戦車は、アメリカ製?の輸入?
確かに、空を守るF-15Jはメイドインアメリカですが
陸を守る戦車は違います
純然たる、日本製品です!
74式戦車
1974年に制式化した、陸自の戦車です
現在までに約900両が生産され
数の上では、今でも日本の主力戦車です
陸自の人だと
一番なじみの深いマシンのひとつではないでしょうか
この戦車、日本の地形にあわせた色々な工夫がされています
そのひとつが、独特なサスペンション
車体を前後6度、左右9度、上下0.2m可動させることができるのです
これは、主砲が狙いやすくなるだけではなく
起伏の激しい日本の地形に沿った仕様だといえます
主砲は、英国産の105mmライフル砲
ライフル?なんで?大砲なのに?
その話はまたの機会に
車体上部に12.7mm重機関銃ブローニングM2
主砲と同軸に、7.62mm機関銃を装備
射撃統制装置にはレーザー測遠器と連動したアナログ式弾道計算機
などの当時の最新技術が注ぎ込まれ、
当時としては非常に高い命中精度を誇ったのです。
特に今では当たり前のように使われているレーザー測遠器
も世界で初めて搭載した戦車になります。
エンジンは三菱製720馬力2サイクルV型10気筒
空冷ターボディーゼルを搭載。
当時としては、世界最高峰の第二世代型戦車になりますが
その後まもなく、世界中で強力な戦車が登場し
たとえば、アメリカのM1A1エイブラムズ、ドイツのレオパルド2
フランスのルクレールなど
第三世代の戦車の時代になっていき
74式は、だんだんと時代遅れになっていくのです
でも、各地の駐屯地や基地解放祭のときには
一番目にするのが、この74式戦車でしょう
そして登場するのが、ガチムチの日本男児、90式戦車です
この戦車は、上陸侵攻してくる旧ソビエト連合の
T-84をはじめとする第三世代の主力戦車との戦いにそなえて
つくられました
日本の十八番、おしげもなくハイテクな装備がされ
当時の第三世代の戦車では
間違いなく、三本の指にはいる傑作でしょう(異論は認める)
主に、北海道の北部方面隊に配備されています
千歳にある陸自第七師団などが有名ですね
74式のサスペンションを改造したうえで装備し
主砲は、ラインメタル社の44口径120mm滑空砲
APFSDS(120 mm TKG JM33装弾筒付翼安定徹甲弾)と
HEAT-MP(120 mm TKG JM12A1対戦車榴弾)を使用し
その威力は500mmの装甲板を破壊するほどです
防御力は、セラミック複合装甲を使用しており
35mm対戦車砲の直撃にも十分耐えうる頑強さ、
そのハイテクな機器による高精度な射撃性能は
米軍の関係者をして、恐ろしい戦車だと言わしめるほどで
たそえば、70kmの高速で走りながら遠くの標的をピンポイントで
ぶちぬくとか…
エンジンは三菱製1500馬力2サイクルV型10気筒水冷ディーゼル
を採用しており、このエンジンは74式戦車に搭載されているエンジンと
同程度の排気量ながら倍近い出力を持ち、
最高速度は73km。低速域ではスーパーチャージャー、
高速域では排気圧を利用したターボチャージャーによる過給により
高次元の加速性能を得ています。
加速が良いだけでなくブレーキ性能も驚異的ですが…、
あまりにも、ブレーキが効きすぎるので
上部ハッチから身体を出している車長が
「ぐあっ!!いてえええ!!急に止まるな!」
といった具合に、別名“×人ブレーキ”とよばれていたほどです
国産兵器は89式小銃のように、お高いイメージがつきまといますが
90式は一両8億円、ルクレールが9億円、チャレンジャーが11億円
なので、そんなにタカビーな戦車ではないです
まあ、90式、かっこいいし強いけど、弱点もあります
まず。そのあまりにもガチムチな車体のせいで
輸送に専用列車が必要だったり、橋を渡れないということ
また…笑える話なんですけど(陸自のみなさんごめんなさい)
駐屯地から演習場へ向かうのに、公道を走るため
戦車といえど、道路交通法の適応がされる…つまり
ウィンカーがついている、ということ
あと、C4Iシステムというのですが
90年当時では最先端だったのに対し
現状では、各国がより高度なシステムを導入し
90式では、これ以上の高度化が難しいことなどがあげられています
そして、現在、優美なやまとなでしこ、10式戦車(TK-X)が登場します
2010年に制式化された、最新の主力戦車です
90式が広大な、北海道向けの戦車だったの対し
本州などを軽快に走り回れる、小柄な40tクラスの、74式にかわる
戦車として設計されました
分類的には、第四世代の戦車とされています
主砲は、日本製鋼所(あら素敵、地元に製作所が!)製、44口径120mm滑腔砲
IT時代の高度な戦闘システムを配し、かつ軽量、低コスト
それでいて、防御、攻撃双方で強力な戦車、とのコンセプトをもち
確かに、一両7億円は、かなりの低コストだといえます
新生代の複合装甲は、ゲリラ好みの、RPG-7が砲塔側面に当たっても
無傷でいられる強度らしい…です
水冷4サイクルV型8気筒ディーゼル機関をはじめとする
機関部も、90式よりも、低燃費化、小型化され
より、コンパクトにまとまっています
また、アクティブサスペンションによって、砲撃時の反動も
非常に小さく、そのおかげで小型軽量化が可能になりました
この戦車の特徴は“軽い”ということ
全備重量44tというのは、他の国の主力戦車よりも
10t以上軽いということで、アメリカのM1A1SEPとくらべると
25tも軽いのです、それによって、狭い日本国内でも
73式特大型セミトレーラーや、果ては民間のトレーラーで
けん引輸送が可能になりました
こういった、戦略的な機動力の大幅アップは
非常に重要な意味を持ちます
現在も、各地の部隊に配置が進んでおり
我が国の国土を守る、重要な役割を果たすことでしょう
しかし、世界各国も、戦車の開発にはしのぎを削っており
アメリカでは、エイブラムズを超えるM1A3計画
そして、中国人民軍の99式戦車など
戦車、まあ、かっこいいですよね!
それも、我が国の戦車は、輸入の外国製ではなく
国産であるということ
でも、世界もまけずと新しい戦車をつくっています
まあ、最後に言いたいことは、
10式戦車が、日本国土を戦場として
走り回ることがないことを、祈るだけです
では、今日はこのへんで!!
by Accy_yura
| 2013-04-25 22:12
| 雑記